2024年3月20日水曜日

【日常系アニメ紹介】No.17『妹さえいればいい。』

 楽しくも心に刺さる、個性豊かな人物たちによる青春ラブコメ群像劇!



個性の強すぎる作家たちを中心に、登場キャラクターたちが楽しくも甘くない日々を がむしゃらに送っている様子を、明るく緩い日常風景を織り交ぜつつ描き切ったラノベ発のアニメ化作品。

 

タイトルからは想像できない、硬軟織り交ぜた深みのある重厚な日常系ストーリーが本作の大きな魅力です!

 

 

ラノベ作家たち(+大学生など)が楽しく過ごす日常がメインで描かれているのですが、ただ明るく楽しいだけでないのが、この作品の大きな特徴。

 

仕事、恋愛、性格…どこかで優れ どこかが欠けた彼ら彼女たちが、時に挫折し、時に人を羨み(それもお互いに)、複雑な感情や秘密を隠し持ちながら決して甘くない青春を送る…

 

そんな光景が生々しく、だけども淡く、ほのかに優しく描かれるのです。

 

その ほのかに温かく前向きな空気に救われつつ、気付けば、キャラクターたちに 一層大きな魅力を感じ強く感情移入していることでしょう。

 

硬軟入り混じりつつも、優しい雰囲気に包み込まれた彼ら彼女たちの日常を、じっくりと楽しむことができる作品と言えます。

 

 

また、OP『明日の君さえいればいい。』とED『どんな星空よりも、どんな思い出よりも』が、名曲なのは然ることながら、その演出がまた絶妙!

 

ストーリーとリンクした歌詞と演出に心震わされたと思いきや、謎の遊び心が垣間見られたり(笑)

 

ここまでストーリーの一部として効果的に使われたことがあっただろうかと思わせてくれるような、それぞれ魅力的なOP・EDにも、ぜひご注目ください!

 

 

キャラの設定が奇抜だったり下ネタが過激だったりしますが、それ以上に深みのある作品ですので、どうか作品名で避けることはせずにご覧いただきたい作品です!



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