2019年12月31日火曜日

2019年を振り返って(アニメ編)

気付いたらもう年の瀬です(^_^;)時の流れは速い...

恒例ではありますが、今年2019年を日常系アニメを中心に振り返っていこうと思います!
(リンクが貼ってある作品名をクリックすると、『日常系ゆーとぴあ!』の作品紹介ページへ飛びます。)

<冬クール>...2019年1月~3月

『かぐや様は告らせたい』、『五等分の花嫁』という超大物ラブコメ作品が跋扈したクールでしたが、日常系も負けてはおりません。
まず多くの日常系アニメファンの心をくすぐったのは『私に天使が舞い降りた!』でしょう!
天使のような女子小学生たちと過ごす日々...一歩間違えたら警察沙汰ですけれども(なってましたが)、無邪気で元気で奔放な彼女たちの日常を楽しめ癒された方は多いでしょう!
そして、『ゆるゆり』の作者でお馴染みのなもり先生が手掛けたオリジナルアニメ『えんどろ~!』も同クール!「ありそでなかった、日常系ファンタジー」を謳った本作品、前期に同じくなもり先生が手掛けた某スパイアニメを引き合いにして来たる展開に身構える人も多かったですが、日常系らしいラストに多幸感を感じた同志も多かったはずです!


<春クール>...2019年4月~6月

2019年で最も充実したクールを問われれば、日常系好きとして私は春クールと答えます。
筆頭は、ぼろぼろに擦り切れた心を優しく温かく包んでくれた『世話焼きキツネの仙狐さん』!
これでもか!と甘やかしてくれる、モフモフの耳と尻尾をお持ちの仙狐さんにもう身も心も委ねて幸せな時間を過ごしました!当時、残業が多く疲れた心には格別に染み渡りましたね...仙狐さんに会いたい!終電で帰れば仙狐さんに会えるのでは!?!とよく分からん思考が巡った記憶もあったりなかったり(笑)

また、同クールでは『ひとりぼっちの○○生活』も放送。『三ツ星カラーズ』を手掛けたカツヲ先生の作品で、極度の人見知りの主人公が友達を作っていく過程がなんと純真で優しくて、その温かさには心打たれました...!


日常ラブコメとして春クールを楽しませてくれたのは『川柳少女』。
笑いと甘酸っぱいキュンキュンが常に交互に押し寄せてきて、毎度堪らずニヤニヤしてしまう作品でございました!
12分強だったのがこの上なく惜しい...!!(ノД`)


この他にも、春クールはサイレントアニメ『女子かう生』、名古屋にフォーカスを当てたご当地アニメ『八十亀ちゃんかんさつにっき』など短編アニメも豊作!飽きないクールとなりました!


<夏クール>...2019年7月~9月

『ダンベル何キロ持てる?』、『女子高生の無駄遣い』、『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』など話題作&実力派がてんこ盛りだった夏クール。日常系も『からかい上手の高木さん』2期が放映されるなど暑い夏に負けず劣らず花を添えます!(放送局が少なすぎて私はまだ見れてませんが...( ;∀;))

しかし!!!2019年夏クールを語るに外せない作品が、我らが日常系から生まれました!

その名も...『まちカドまぞく』!!!!!

2018年秋クールの『アニマエール!』以来、2019年最初にして唯一の2クールぶり"きらら作品"として、日常系・きらら界隈の期待を一身に受け放映されました。
密度濃く巧妙なストーリー構成で高く評価されてきた原作に対し、その高評価ゆえ、また、放送前にあまり情報が出てこずに不安視する向きがありました。
しかし、原作へのリスペクトが感じられる独特のテンポとセリフとスピード感、圧巻の情報量とシリアスに寄り過ぎない絶妙な緩急の取り方に魅せられた人々が続出!!
元々低いわけでもなかった期待値を大きく上回る完成度を受けて、また二次創作から誕生した造語「シャミ子が悪いんだよ」が大ブームとなり(!!!)、その輪は界隈を大きく飛び越えて、ダークホースから名実ともに2019年夏クールの代表作品へとなりました!

私は、放映前に芳文社が提供しているスマホアプリ「COMIC FUZ」で『まちカドまぞく』1~3巻無料公開キャンペーンで原作に初めて触れました。
最初は日常系らしからぬ設定に魅力を感じられず、「きらら作品だから」、「予習としてとりあえず」という感覚で読み始めました。馬鹿でした。素晴らしい、唯一無二の作品に心震わされました。
それからというもの、週に4回は同話を見返すなどアニメ放映を熱心に追っかけ、再生機器がないにもかかわらず人生で初めて円盤を買い揃え、リアルイベントに初めて応募して当選して参加して、グッズ列に2時間並んで何も買えなかったりして...
今まででは考えられないほど のめり込んだ、かけがえのない大事な作品になりました。


<秋クール>...2019年10月~12月

激動の夏を終え、新たな季節を迎えます。
この秋クールは、珍しく注目作品不在との評判がちらほらと見受けられました。
しかし、もちろん素晴らしい作品は多く、ありがたいことに日常系も例外ではありません。
ボードゲームを介して前を向き成長していく少女たちを優しく描いた『放課後さいころ倶楽部』、ビームライフルに打ち込む女子高生たちの緩くも真剣な部活ライフを描いた『ライフル・イズ・ビューティフル』には和み楽しめた方も多いのではないでしょうか?
特に『ライフル・イズ・ビューティフル』は、総集編を一回挟んだ関係で最終話が年越しになりました。彼女たちの日々をまだもう少し楽しめるというのは、クールの変わり際には嬉しいですね。


ざっと振り返ってきました。かなり長くなってしまいましたが、皆さんが今年のアニメライフを振り返る一助となれば幸いです。

2019年の素敵な出会いに想いを馳せつつ、2020年にも様々な作品と巡り合えますように!!!

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