2020年12月31日木曜日

「日常系ゆーとぴあ!」更新情報(2020/12/31)

 トップページのコラム欄に、当ブログの記事「2020年を振り返って(アニメ編)」へのリンクを「2019年アニメ振り返り」として設置しました。

2020年を振り返って(アニメ編)

いつもと違う年の瀬(だと思います)、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

2020年の大晦日ということで、例年恒例、今年放送のアニメを日常系的観点から振り返っていきましょう!

(リンクが貼ってある作品名をクリックすると、『日常系ゆーとぴあ!』の作品紹介ページへ飛びます。)

<冬クール>...2020年1月~3月

少し記憶が薄れていましたが、『ネコぱら』、『八十亀ちゃんかんさつにっき』2期と思い返してみれば色々とやっていた冬クール。

個人的には『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』で「なろうでも可愛ければ問題ないよね!」と世界が広がった良い思い出もあります(笑)。

しかし何と言っても注目は『恋する小惑星』、『へやキャン△』の年初いきなりのきらら二本立て。

『恋する小惑星』は、地学をテーマに穏やかながら濃密な日々を過ごす少女たちが丁寧に描かれて、OPEDも相まって作品の落ち着いた雰囲気に沿ったアニメ作品になりました。少し駆け足感はありましたが、一筋縄ではいかない展開に新しい令和のきららを感じたような気もしましたね。

対する『へやキャン△』、原作同名コーナーの短編アニメ化かと思いきや、山梨の名所を巡るアニオリたっぷりストーリーだったのは結構衝撃。お馴染みのメンバーがあちこちを堪能している様子は眼福でしたが正直3分じゃ物足りんかった...!待望の『ゆるキャン△』2期は2021年冬クール放送開始予定ですよ!劇場版も待ってます!


<春クール>...2020年4月~6月

『かぐや様は告らせたい?』、『プリンセスコネクト!Re:Dive』といったビッグタイトルに『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、『継つぐもも』、『球詠』もこのクール。多様なジャンルの作品たちに飽きることのないクールでした!

日常系的にはやはり『放課後ていぼう日誌』!…と言いたかったところですが、アニメ業界にも容赦なく"あの"脅威が襲います。コロナの影響で3話放送後、放送延期が発表に。楽しみが先延ばしになった、とは言えやはりもどかしい三ヶ月でした(同時期に舞台である熊本が豪雨の被害に遭うなど心配事が重なったりもしましたね)。

<夏クール>...2020年7月~9月

引き続き夏クールも前述コロナの影響を大きく受けました。きららが満を持して(?)世に送り出した初のアイドルアニメ(?)『おちこぼれフルーツタルト』をはじめ複数のアニメタイトルが夏クールの放送を見送りました。アニメの視聴数が少なかったという人も多かったのではないでしょうか?私もその一人です。

しかし、そんな中でも退屈しなかったのは、アニメの数は少なくとも珠玉揃いだったからでしょう!日常系ラブコメでは以前から話題沸騰、待望のアニメ化『宇崎ちゃんは遊びたい!』、アイドルものでは圧倒的なキャラデザ、作画、楽曲を引っ提げてきた新星『Lapis Re:LiGHTs』、そして帰ってきた『放課後ていぼう日誌』!!


『放課後ていぼう日誌』は、初心者である主人公に合わせて釣り方や釣りの心構えを丁寧に描いたり、ひいては環境問題まで取り上げたりするリアルな釣り模様の描写が特徴的でしたね。だからこそ、魚を釣り上げる時のワクワクドキドキする快感や釣りあげた魚を食す楽しさ美味しさがより魅力的に伝わってきたわけですな(*´ω`*)
『宇崎ちゃんは遊びたい!』も面白かったですよね!『ガヴリールドロップアウト』サターニャ役などでお馴染みのCV大空直美に期待と安定感は感じていましたが、これを大きく上回るウザさでしたね(あとSUGOIDEKAI)!いや実際かーなーりウザい。けど可愛い!今年はあまりなかったような気がするハイテンションなドタバタラブコメディをたっぷり堪能させていただきました!


<秋クール>...2020年10月~12月

春夏の反動で一気に花開いたのが秋クール。ここ数年レベルで類を見ないほどの大豊作でした。

アニメの視聴数が必ずしも多くない私も今期は絞り切れず、忙しいクールになりました(;^_^A

ビターでディープな友達模様を描く『安達としまむら』、異世界転生ものでも癒され度MAXな『くまクマ熊ベアー』、甘かったり苦かったりの『魔女の旅々』、甘々すぎる新婚生活を描いたちょっぴりSFなラブコメ『トニカクカワイイ』と、ここだけでも1クール楽しめるほどの充実度!

さらに特筆したいのは、テーマに睡眠を据えた怪作『魔王城でおやすみ』、そして図らずも冬クール同様きらら揃い踏みとなった『おちこぼれフルーツタルト』と『ご注文はうさぎですか?BLOOM』です!

『魔王城でおやすみ』は、魔王に攫われたはずの人間界の姫が快眠求めて魔王城で好き勝手暴れまわる(!?)というストーリーに目から鱗、ツボにはまりましたねえ(*´ω`*)魔王以下魔王軍の面々がポンコツ可愛いのも華を添え(?)、ひたすら姫の暴虐な睡眠を求める自由な日常が終始楽しい!記憶にこびりつく(誉め言葉)中毒性の高いOPや心地いいEDとも相まって、最後まで癒され楽しめた日常系コメディでした。

前述『おちこぼれフルーツタルト』も前評判よろしく面白いアニメ化に仕上げてくださいました。(一応?)アイドルものらしく可愛い、曲が良いのはもちろんのこと、アイドルたちが徐々に表す本性(!?)も楽しく見させていただき、満足感ある食べ応え(意味深)でした!(実はまだ最終話未視聴なので楽しみです♪)

そして驚くべきは『ご注文はうさぎですか?BLOOM』!1期2期の単なる延長線だと思っていたら大怪我を負います。これまで積み重ねてきた日常や関係性、感じてきた思いが一気に結実して、各々の成長を感じる圧巻の構成に心揺さぶられること必至!変わらずごちうさイズムを感じさせてくれるOP、本編への一つのアンサーソングであるEDとともに、恐ろしいほどの完成度に毎週感動してしまいました。

さて、ここまでクールごとに好きなように語ってきましたが、最後に再放送等で今年出会った作品も簡単に。

きらら系では念願の『桜Trick』、『ハナヤマタ』をそれぞれ一気見。それぞれ濃密な世界観で楽しめたのはもちろんのこと、きらら作品と呼ばれる作品群の解像度がまた上がりました(ある意味下がったような気も笑)。

難解な世界観に一旦視聴を見送った『ケムリクサ』も今年初視聴。圧巻…。監督信じて当時見れば良かった。細部まで作り込まれた世界観と展開に引き込まれましたね。

最後に今年の振り返りを語る上で外せないのが『アイドルマスター』シリーズ。ちょうどアイドルものにも関心があったところ、いわゆる無印の『アイドルマスター』が無料公開されていて、気付いたらデレマス、Mマスまで追ってました。そして気付いたらプロデューサーの肩書が増えてました。スマホゲームも始めて担当アイドルを持ちました。深すぎる沼だと気付いたのは頭まで浸かった後でした。恐ろしい世界です。お待ちしています()


今年もあと7時間弱になりました。この辺りで2020年に出会ったアニメの振り返りは終わりにします。

プライベートを含めて世の中が大きく混乱して変化していく中、アニメの世界にも影響はありましたが、引き続きたくさんのアニメに出会い楽しめたのは救いでした。

来年も多くの作品に巡り合えますように。それでは皆様、よいお年をお迎えください。

【日常系アニメ紹介】No.50『恋する小惑星』

  ~地学系女子(ジオジョ)たちのキラキラを見つける日々!~ 小惑星を見つける――幼いころの約束を胸に、高校の地学部へ入部した女の子を軸に、様々な地学の分野に打ち込む女子高生たちをしっとり描いた作品です。     一口に地学と言ってもいくつか分野があるようで、本作でも舞台となる地...